ホテルアフタヌーンティーに行くのに何を着たら良いのか悩むことはありませんか?アフタヌーンティーのドレスコードはスマートカジュアルがほとんどですが記事内では管理人が実際にどのような服を着用したのか写真付きでお伝えしています。これからアフタヌーンティーの予定がある方のご参考になりましたら幸いです。

この記事は下記の方のお役に立てそうです
- アフタヌーンティーに何を着ていったらいいのかわからない
- ラグジュアリーホテルに行くだけで緊張する
ラグジュアリーホテルでのアフタヌーンティー提供のはじまり


アフタヌーンティーがどのようなものであるかは色々なところで詳しく書かれていますのでここでは割愛します。
ホテルでアフタヌーンティーと聞くと「いったい何を着たらいいのか」と悩んでしまう方も多くいらっしゃると思います。アラフィフでファッション迷子になられている方ならなおさらだと思います。
今回は長年のホテル通いの視点からラグジュアリーホテルのアフタヌーンティーのドレスコード、実際の服装、コーディネートについてお伝えします。
管理人ざきこは子供のころからホテルが大好きで親や友人ともよく行きました。高校生の時は友人同士でホテルブッフェを楽しんだり、親とショッピングの途中でお茶したり、ホテルは普通に近くにある存在でした。学生時代に友人とよく伺ったのはヒルトン東京、品川プリンス、両親とは椿山荘、帝国ホテル、ニューオータニあたりです。
私が大学生のころにパークハイアット東京ができてからますます日本国内のホテル業界が活性化したように思います。パークハイアットはかつて椿山荘と提携していたフォーシーズンズと共に外資系ホテルをけん引してきたと言っても過言ではありません。
国内でアフタヌーンティーを初めて提供したのは椿山荘ですが2000年代になると外資系の進出が目立ち、様々なホテルでアフタヌーンティーを頂けるようになりました。
魅力的なホテルが多くて甲乙つけがたいのですが、私はハイアット系列がかなり好きです。最近はシャングリラもかなり好きで選べと言われたら悶絶します(笑)


アフタヌーンティーを頂く場所


ホテルでアフタヌーンティーをいただける所は「ロビーラウンジ」と「クラブラウンジ」の2か所です。
「ロビーラウンジ」と「クラブラウンジ」の違い
✅「ロビーラウンジ」は宿泊者も外部からの訪問客もアクセスできるラウンジで、だいたいフロント、ロビーがあるフロアにあります。
✅一方、「クラブラウンジ」はアクセスできるのはクラブフロアの宿泊者のみです。クラブフロア以外の宿泊者はスイートであればおおむねアクセス権があります。その他のフロアにはアクセス権がありません。
「クラブラウンジ」は宿泊者のみなのでかなりラフな感じです。
一方、「ロビーラウンジ」は宿泊者もいれば、外部の訪問客もいたり、土日ともなると式場併設のホテルは披露宴の帰りの方もいて服装は様々です。
一般的に雑誌などで推奨しているコーディネートに対して私は「???」と思うことが多いです。気張りすぎなのです。あれを見た方はどうしたらいいのか混乱するにきまってます。披露宴帰りのお客さんを見てそんなコーディネートを思いついたのだろうか、、、書いている人は本当にホテルに何回も通っているのだろうか?と。疑問です。
宿泊者の服装はラフなので一般客も昼間はそこまで気張らなくてもいいのです。
ドレスコードについて
ホテルによって
✅ドレスコードがない場合
✅ドレスコードがスマートカジュアル
という場合があります
「スマートカジュアル」とは人に不快感を与えないきちんとした身なりと考えればOkです。
NGではないけれど管理人的には避けた方が良いと思うアイテム
- オーバーサイズの綿100%のTシャツ
- 抜き襟シャツ
- サイドゴアブーツなどいかにもごついもの
- ビーチサンダル(女性のミュール,きれいめサンダルはOk、格式ある店のディナーならミュールはNG)
- UGGのようなブーツ(ヒールのあるブーツはOk)
- ダメージのあるデザインのデニム
- 膝が出るような短いスカート
- オーバーサイズの袖口が伸びたようなカーディガン
大切なのは生地感&サイズ感です!Tシャツでも光沢があるような織のものならOkです。
あとは意外にサイズの合っていないパンプスを履いてかかとがパカパカしている若い子をホテルで見かけますがあれは絶対にNGです。
洋服がどんなに素敵であろうとシューズのサイズが合っていないのは全てが台無しになります。
昨日はヒールが擦り切れてカンカン音がしているのにブランドロゴ入りバッグを持って肩で風を切っている人を見ましたが、、、お手入れを忘れずに。。。
ホテルでの振る舞い


初めて高級ホテルに行かれる方はどんなところかわからずものすごく緊張してしまうのではないでしょうか。。。
ですがホテルに伺うときは何も難しいことはなくその空間に合うようにするのが大事です。
ファッションとは自己表現である一方で、ドレスコードとはご一緒する方、またその場所に敬意をあらわすものです。
初めて行く場所は緊張するかもしれませんがきれいにお洗濯して丁寧にアイロンをかけた清潔な服装であれば、大切なお客様として接していただけます。気負う必要などありません。ランチ、お茶なら今どきはミュールなどつま先が出ていても全然Okです。
あと着席してから気を付けるべきことですが、素敵なお皿やティーカップだったとしても裏返してブランドを確認してはいけません!
ホテルの方に「素敵な器ですがどちらのものですか」と伺いましょう。話が弾んだりしますのでおすすめです。
最近で言いますとマスクも注意です。着用していたマスクをポイッとテーブルに置いてパシャパシャ写真を撮っている女性グループを見かけました。マスクケースを頂けるのでそこに入れましょう。
ホテル別ドレスコード、服装実例
パレスホテル東京


パレスホテル東京のアフタヌーンティーのドレスコードはスマートカジュアルです。
パレスホテル東京で学校帰りに息子とアフタヌーンティーすることになったため、大きなリュックが気になり思い切ってホテルに電話して確認しました。
結果リュックは全く問題なしでした。
シューズでNGなのはゴム製のビーチサンダル
- ミュールOK
- サンダルOK
- ウェッジサンダルOK
- バックストラップのないものもOk。
- スニーカーサンダルも全然Ok
- 男性のレザーのサンダルはOK
お忙しい中、ご対応いただきまして、ありがとうございました。
パレスホテルの詳細はこちらの記事でも書いています。




ハイアットリージェンシー横浜
写真のアフタヌーンティーとラウンジはハイアットリージェンシー横浜の「The Union Bar&Lounge」のレインボーアフタヌーンティーです。




ハイアットリージェンシー横浜は天井が高く開放感があり、インテリアのセンスが良くとてもおすすめです!
ハイアットリージェンシー横浜のアフタヌーンティーのドレスコードはカジュアルです。
私の実際の服装はこのような感じでした。過ごしやすい気候でしたのでレースのフーディを着用していました。一緒に伺った友人はボタンがパールのレーヨン混の白のセーターとシンプルで上質そうなパンツというスタイルでした。


周りの方も私たちと同じような服装でした。足元はビーチサンダルでなければカジュアルでも大丈夫です。
ハイアットはよく利用するのですが、レースのスニーカーで伺ったこともあります。気張りすぎると浮く一方、ジーンズに長すぎるチュニックなどカジュアルすぎても浮くように思います。


ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜
カハラホテルのラウンジのアフタヌーンティーは大人気で予約が取れないのですが、日本料理の「濱」でのアフタヌーンティーでしたら予約開始日に申し込めば比較的取りやすく、何回か伺っています。


完全個室で個室料金もなしなので本当にありがたい限りです。
内装インテリアは黒やゴールドをあしらった重厚感のある感じです。
日本料理「濱」のドレスコードはスマートカジュアル
*ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜HPより
インテリアや窓の外の風景から連想し、私はボタニカルのスカートにしました。足元はロングブーツでした。一緒に伺った友人は藤色のデザイン性のあるハイゲージのニットにロングパールのネックレスにタイトスカートという装いでした。


ウエスティンホテル横浜
2022年6月13日に横浜に新しく開業した「ウエスティンホテル横浜」のロビーラウンジのアフタヌーンティーに行ってまいりました。
マリオットインターナショナルグループのプレミアムのカテゴリーでこのあとご紹介する横浜シェラトンホテル&タワーズと同じカテゴリーです。ただし、新しいせいかシェラトンよりかなり高級感がありました。
ラウンジも23階で広々とした空間で座席の間がかなり贅沢に空いていました。




初回のアフタヌーンティーは横浜市の市花である「バラ」がテーマのアフタヌーンティーでしたのでそのイメージでコーディネートを考えました。


ウェスティンホテル横浜「ロビーラウンジ」のドレスコードは「スマートカジュアル」です。
同じフロアに高級レストラン「アイアンベイ」があり、そちらのドレスコードもスマートカジュアルですので、きちんとした服装でお出かけの方が良いと思います。
実際、周りの方は全体的におしゃれな方が多かったです。
リゾートワンピースに足元はトングの方、レーヨン素材のプルオーバーにスリムなパンツにバックストラップのパンプスなど。。。
男性も多かったのですが、襟付きのシャツを着用されていました。
デニムにスポーツっぽいスニーカーなどあまりにカジュアルすぎると浮いてしまうかと思います。




ペニンシュラ東京
提供場所:1F ザ・ロビーまたは2Fプライベートバルコニー
ザ・ロビーのドレスコードはカジュアルです。
ザ・ロビーのドレスコード
カジュアル
タンクトップやサンダルといった軽装はご遠慮ください。2F ヘイフンテラスのドレスコード
スマートカジュアル
出典:ペニンシュラ東京
「タンクトップやサンダルといった軽装」というのは男性の軽装を指しています。ザ・ロビーでのアフタヌーンティーはカジュアルでOKなので通常は女性のノースリーブやサンダル、ミュールは大丈夫です。
ペニンシュラに行くと「ここがラウンジ?」と思うほど意外な造りです。通路を挟んでラウンジが2つに分かれていて、けっこうこじんまりとしています。
ゲストの服装もまちまちでラフでもいいし、スマートカジュアルでもいいと思います。
こちらは家族でペニンシュラ東京に宿泊した際にプライベートバルコニーでアフタヌーンティーをいただいたときのものです。
プライベートバルコニーでのアフタヌーンティーの場合、バトラーさんが付いてくださるのでこの時は非日常を味わいたく家族全員でジャケットを着用しました。
プライベートバルコニーの場所がヘイフンテラスの奥というのもスマートカジュアルにした理由です。(ヘイフンテラスのドレスコードはスマートカジュアルなので)
珍しく自分の写真がありましたのでご参考になりましたら幸いです。(写真嫌いなのでほとんどありません。いつも洋服だけですみません。)
普段はこちらにカーディガンやニットジャケットなどもっとラフです。


かわいいアフタヌーンティーです^^


本当は息子と二人で行くはずが「プライベートバルコニーでのアフタヌーンティー」と夫が聞きつけ、ジョイントしてきてしまったのでめちゃくちゃ狭かったです(-_-;)
ですので私は椅子の後ろにバッグを置く羽目になりました。
プライベートバルコニーなら2名で行かれることをおすすめします。
ホテルニューグランド
山下公園の目の前にあるホテルニューグランドでアフタヌーンティーをいただけます。
提供場所は
本館1Fのロビーラウンジ「ラ・テラス」です。
「ラ・テラス」にはドレスコードはありません。
ホテルニューグランドは伝統のあるクラシカルな雰囲気のホテルですが意外にもフレンチレストランの「ル・ノルマンディー」以外はドレスコードはなしです。
昔は予約なしでもふらっと入ってアフタヌーンティーをいただいていたのですが最近は予約のみです。
私の大好きなホテルラウンジの1つ。新しく近代的なホテルや外資系がじゃんじゃん増えてもここのザ・ラウンジという感じがとにかく好きすぎる。もちろん接客は素晴らしいのですがドレスコードなしにふらりと行けるのがありがたいのです!
そして以前は3段トレイにポテトチップスが付いていて、これがまた甘いものと紅茶との絶妙なコンビネーションで他のホテルでは見たことがなかったので大変気に入っていたのですが最近の画像を見るとなくなってしまったようです。。。残念!
一番下のプレートの真ん中がポテトチップス。


5年くらいまえのものですが。。。(2019年3月末)
注:息子は中学受験が終わって一週間後に「ウェーイ」して右手を骨折したので半袖を着ています。(ギプス固定終了記念アフタヌーンティー)
ふらりと入ったので私もデニムにスニーカーではないですがけっこうカジュアルよりな服装だったと思います。
ニットにスカートなど普通で大丈夫です。


受験を終えてからヨーロッパに行く予定でしたが骨折のため近所をうろうろして終わり。
言われなければヨーロッパっぽいですよね^^ホテルニューグランド中庭。


最近のホテルニューグランドのアフタヌーンティー(2023年3月)
ティーフードは季節ごとに手の込んだものになり素敵なのですが、ポテトチップスはなくなりました(泣)


相変わらず、紅茶がとても美味しく(日本紅茶協会が選ぶ「おいしい紅茶の店」に認定されています)ホスピタリティーあふれる接客で居心地が良いです!
ラ・テラスにドレスコードはないのですがクラシックな雰囲気なので白のスタンドカラーのブラウスにブラックのニット、ブルーのスカートというかなりコンサバな服装になりました。


横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
こちらはブッフェなので番外編です。
詳しくはこちらの過去記事をご覧ください⇒「横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのブッフェの服装」






横浜ベイシェラトンホテル&タワーズはマリオットグループの中で以前のカテゴリーですと上から二番目のプレミアムというカテゴリーのホテルです。一番上はリッツカールトンです。(このカテゴリーは2022年に撤廃されました。)
二番目なのでラウンジに関しては気楽な服装で大丈夫です。
私はこちらのコーディネートでした。


平日⇒普段着の人やビジネスマンも多い
土日⇒一部披露宴帰りの方、普段着の人が大半
「ラウンジ シーウィンド」は数年前に内装が変わり、座席数が増えてスタイリッシュというよりはカジュアルになりました。。
シーウィンドのドレスコードは「カジュアル」
ドレスコード:カジュアル
*横浜シェラトンホテル&タワーズ公式HPより
実際にメロンブッフェでは、デニムの女性や、チュニックの人、スニーカーを履いてリュックの塾帰りのような小学生もたくさんいましたのでかなりラフな雰囲気でした。
服装は綺麗にしてあれば全く気張らずオッケーです。気張った方がたぶん浮きまくります。
ただし、ビーチサンダルやランニングはさすがにお控えください。
- アフタヌーンティー
- 2Fのコンパス
- 28Fスカイラウンジ
もブッフェと同じような服装で大丈夫です
- 和食「木花」
- 鉄板焼き「さがみ」
- フレンチ「ベイビュー」
はスマートカジュアル」ですので少しエレガントにドレスアップした方が雰囲気に合うと思います。
中華「彩龍」のドレスコードは「スマートカジュアル」ですがわりとカジュアルな感じの服装の方が多いように見えます。
まとめ
ファッションとは自己表現であり自由である一方で、ドレスコードは他者への配慮、ご一緒するお相手や場所を思い浮かべることも大切です。
あとはホテルスタッフの方への敬意と気持ちの良い挨拶と笑顔を忘れずに。
高級ホテルも2,3か所訪問すれば慣れます。
まさに習うより慣れろ。です!
もしいきなりラウンジでのアフタヌーンティーが緊張してしまうようでしたら、まずはブッフェをおすすめします。高級ホテルでもけっこうざわついているので全然大丈夫です。
コロナ感染者も減っている今、ぜひ色々なホテルにチャレンジしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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