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マリークワントは実は洋服が素敵だった!

マリークワント展

デイジーマークがブランドアイコンであるマリークワント。マリークワントと言えばコスメやデイジーマークのポーチなどが思い浮かびませんか?でも実はマリークワントの原点は洋服なのです。渋谷文化村で開催されている「マリークワント展」では原点となった素敵な洋服が多数展示されています!展示された服からブランドの魅力を再確認。

ざきこ

この記事は下記のような方のお役に立てそうです。

・マリークワントのコスメが好きだった、または今も使っている

・マリークワントの昔の洋服が見てみたい

・文化村で開催しているマリークワント展が気になっている

目次

マリー・クワントはどこの国のブランド?

「マリー・クワント」はイギリス・ロンドン出身のマリー・クワントが1955年に夫のアレキサンダーや友人とロンドンのチェルシー区のキングスロードで始めたブティックBAZAAR(バザー)が出発点です。

ですから「マリー・クワント」はイギリスのブランドです。

マリー・クワントはどういうブランド?

イギリス発のブランド「マリー・クワント」のアイコンはデイジー。デイジーのマークは一度は見たことがあるのではないでしょうか?

ブランドの創始者である「マリー・クワント」は1950年代のロンドンでミニスカートを発表し、世界に革命とも言えるセンセーションを巻き起こし、今日では当たり前となったミニスカートやタイツなどを世の中に広く浸透させたことで知られています。

「マリー・クワント」では取り扱うアイテムは衣服、化粧品、インテリア全般に及びます。現在ではわんちゃんの洋服も販売されており、個性的なクリエーションは多岐に渡っています。

カラフルなアイシャドーのパレットやデイジーマークのポーチは有名ですね!

「マリー・クワント」では早くから量産化体制を敷き、クワント自らファッションアイコンとなってメディアの注目を集めたという広告戦略が特徴的です。

ビジネスのセンスに長けたクワントはデイジーマークを商標登録し、現地企業に生産、ライセンス契約を採用してより多くの女性が手にできる既製服として量産体制を確立しました。

ビジネスが世界規模になっても夫のアレキサンダーと友人とでクワントを支える体制でバザー3号店までは展開しますがライセンスビジネスの拡大に伴い、1969年までに全店閉鎖されました。

現在はライセンス事業は世界で広く行われています。日本におけるライセンス事業の例。↓

クレージュも1960年代にフランスでミニスカートブームを巻き起こしました。

マリー・クワントはどんなデザイナー?

「マリー・クワント」は1950年代のロンドンでミニスカートを発表し、世界に革命とも言えるセンセーションを巻き起こしたファッションクリエイターです。

マリー・クワントは子供のころから大のファッション好きでした。ゴールドスミスカレッジで美術を学び、夫となるアレキサンダーに出会い、のちにアレキサンダーとともに25歳の若さでロンドンに若者向けブティック「バザール」を開きます。

元々はセレクトショップだったバザールですが1年後にはクワントがデザインしたアイテムを大々的に販売するようになります。

「マリー・クワント」自身が着たいと思うアイテムを自らデザインして販売したところ、爆発的な人気となりました。

かつてファッションは富裕層や上流階級だけのものでしたが、街を行く若い女の子たちが着られる手ごろな価格の洋服を提供したいという思いが強く、ジェンダーや階級意識などのステレオタイプに果敢に立ち向かい、新しい女性の在り方を示しました。

ミニスカートは世界的なブームとなり、女性の社会進出のシンボルともとらえられるようになりました。

「マリー・クワント展」の開催場所は?

世界を巡回している「マリー・クワント展」が今回、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて開催されています。

期間:2022年11月26日~2023年1月29日 終了しました。

マリークワント展ではヴィクトリア・アンド・アルバート博物館より来日した約100点の衣服を中心に小物や写真資料、映像などで1955年~1975年にかけてのマリー・クワントのデザイナーとしての軌跡をたどっています。

実際に「マリー・クワント展」を訪れて

洋服の展示はたくさんされているのですが、写真はほとんど撮れません。撮影OKの表示が出ているスポット4か所のみです。

まずは入り口にて。

クワント自らファッションアイコンとなり、イギリス国旗やデイジーのアイコンを配したマリー・クワントブランドの象徴的な構図だと思います。

次に撮影できたスポットはこちら。クワントがキングスロードに開いたバザールを模した展示。

1950年代にクワント一人でこのデザイン制作を手掛けていたとは驚くばかりです。現代でも通用するミニドレスの数々。

写真は撮れなかったのですが素敵だなと思う好みの洋服がたくさんありました。

大ヒットしたPVC(ポリ塩化ビニール)によるレインウェア。新素材を最大限に活用して消費者の選択肢を広げたそうです。

チケットは当日でも購入でき、平日だったのですぐに入れました。展示は音声ガイダンスを聞きながらですとかなり時間がかかりそうですが、説明を活字で読みながら進むだけなら1時間もかからないと思います。

日本でのマリー・クワントルック

1960年代の日本でもマリークワント初のミニスカルックやワンピースのようなコートが流行っていたようです。

マリークワント展で見たワンピースやシェイプされたデザインのコートやミニスカートのルックに既視感があり、、家のアルバムを見返してみたところ、母や母のお友達がみんな着ていました!

これはおそらく私を出産する前の1960年代の少女時代の写真だと思うのですが、何せもう本人は他界しているので確認できず。

マリークワントでこんな感じのコートがありました。

ミニスカートブームの火付け役マリークワント死去

イギリスメディアによりますと、2023年4月13日、マリークワント氏はイギリス南部・サリー州の自宅で安らかに息を引き取ったということです。(享年93歳)

まmの

世界を巡回している「マリー・クワント展」。2023年1月29日まで開催しています。

マリークワント展での素敵な洋服の数々は一見の価値がありますので次回の巡回の際にはぜひ訪れてみてください

最後までお読みいただきありがとうございました。

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