帝国ホテルのインペリアルラウンジアクアでのアフタヌーンティーにはドレスコードの記載がありません!ドレスコードがない場合はどのような服装が適しているのでしょうか?アラフィフ管理人が自身の服装実例も交えて詳しく解説。エリザベス女王即位70周年記念のロイヤルウェディングアフタヌーンティーについても詳しく。

この記事は下記のような方のお役に立ちそうです
・帝国ホテルに行ってみたい!
・インペリアルラウンジでのアフタヌーンティーの予定がある
・ドレスコードの指定がない場合の服装に悩んでいる
帝国ホテル東京とは
帝国ホテル東京(Imperial Hotel)は東京都千代田区内幸町1-1-1に所在する日本を代表する高級ホテルです。運営者の㈱帝国ホテルは帝国ホテル大阪、上高地帝国ホテルを直営しています。
1890年に日本政府の要請により迎賓館としての役割を担って誕生し、世界のVIPを迎えてきました。
ホテルオークラ、ニューオータニとともにホテル御三家と呼ばれることもあります。
帝国ホテル東京までのアクセス
帝国ホテル東京は千代田区内幸町1-1-1という希少なアドレスに位置しています。


【電車利用の場合】
地下鉄 | 東京メトロ:日比谷線・千代田線 都営地下鉄:三田線 | 「日比谷駅」から徒歩3分(A13出口からすぐ) |
JR | 山手線、京浜東北線 | 「有楽町駅」より徒歩5分 |
:山手線、京浜東北、横須賀線他 | 「新橋駅」より徒歩7分 | |
山手線、京浜東北他 | 「東京駅」よりタクシーで5分 |
*現在工事中のため日比谷線A5出口は閉鎖しています。
【車の場合】
高速を利用の場合、「銀座出入口」または「霞が関出入口」から近いです。
「銀座出口」で降りて晴海通りから行く場合、中央車線のアンダーパスを通らないように気を付けてください。
日比谷方面の地上路車線を通ります。
アンダーパスを通ってしまうとかなり先まで行ってUターンになってしまいます。
管理人は車ではない場合は新橋駅か東京駅からタクシーで行きます。
エントランスの車寄せに着くと、ドアマンがタクシーのドアを開けくださるので非日常を味わうにはとてもおすすめです。
帝国ホテル「インペリアルラウンジアクア」
帝国ホテルにはアフタヌーンティーをいただけるラウンジは
- 1Fロビーにある「ランデブーラウンジ」
- 17Fにある「インペリアルラウンジアクア」
の2か所あります。
今回の「ロイヤルウェディングアフタヌーンティー」は「インペリアルラウンジアクア」での提供になります。
1Fのエントランスをくぐると大きな季節のアレンジメントがお出迎え。


この光景は私が若いころから変わらないです。
大学の謝恩会が帝国ホテルで行われたのでこのロビーで学友たちと写真も撮りましたし、たまに記念日に家族で食事をしたりと何かと懐かしく思う古き良きホテル、客人をもてなす際に迷ったら帝国ホテルにすれば間違いないだろうという位置づけです。
最近は近所のホテルや都内に出ても外資系ホテルばかりに行っていて、コロナ禍というのもあってしばらくご無沙汰してしまっていたのですが、やはり、こちらのホテルに足を踏み入れると改めて背筋を正したくなります。
パリッとした制服に身を包んだホテルマンやビジネスマンが行きかうエントランスは他のホテルとはやはり違う。一線を画している、そんな気がします。
映画に出てくるような大型のザ・超高級ホテルといったところです。
それでも1Fのラウンジは予約なしでも入りやすいのでさらっと雰囲気を味わうにはいいかと思います。
1FのランデブーラウンジはWIFI環境も良いので仕事している方もけっこういらっしゃいましたが17FのアクアでさすがにPC開いて仕事はしづらいので
- 17Fのラウンジアクアは非日常
- 1Fのランデブーラウンジは日常
といった使い分けが良いのではないでしょうか。
ロビーをまっすぐ進んで階段の裏を右に行くと高層階のエレベーターがありますのでそれで17Fへ。
17Fへ着くとまた広いロビーがあり、そこで時間になるまで待ったり、クロークにコートや大きなバッグを預けることができます。(1Fで預けることもできます)
私は最近はホテルのアフタヌーンティーに行くくらいではほぼ預けることがないです。冬場はホテルの方から声をかけられた時かシワにしたくないよほどのいいコートの時のみ。
最近ラウンジでコート預けたなと思い出すのは「フォーシーズンズ大手町」くらいでしょうか。
私がラウンジアクアでご案内いただいたお席はこちら。
窓際ではないのですが日比谷公園側のおひとり様席?
高いソファーが視界を若干遮るものの明るく、私には快適なお席でした。
私が予約したのは一休のお席おまかせ3時間制のコースで9200円でした。


*許可をいただき、他のゲストがいらっしゃる前に撮影いたしました。


エリザベス女王即位70周年記念ロイヤルウェディングアフタヌーンティー
今回いただきました帝国ホテル「ラウンジアクア」のアフタヌーンティーはエリザベス女王即位70周年記念ロイヤルウェディングアフタヌーンティーです。
メアリー王妃からエリザベス女王へのウェディングギフト
ラウンジの入り口には英国王室に受け継がれるティアラや銀のカトラリーなど美しい展示もありました。(ティアラはクラウンジュエリー職人であるアレクサンダー伯爵による公式復刻版です)




このティアラはエリザベス女王の祖母であるメアリー王妃の結婚祝いとしてガラードから購入されたもので、1947年にメアリー王妃からエリザベス女王へ「ウェディングギフト」として贈られました。


このティアラをエリザベス女王は「Granny’s Tiara(おばあちゃんのティアラ)」と名付けて愛用したそうです。
ネーミングもユーモアあふれるエリザベス女王ならでは。
本当に素敵なエピソードに心温まりますし、いたずらっぽいエリザベス女王のチャーミングな笑顔が想像できますね。


19世紀後期イギリスのデザートセット
美しい銀のカトラリーやくるみ割り、葡萄切バサミなど。


デザートサーバー


サンドイッチサーバー


銀はお手入れするだけで大変なのでこうして輝いている姿を見ると素敵すぎてうっとり。気絶しそう♡
エリザベス女王即位70周年記念 ロイヤルウェディングアフタヌーンティーのメニュー
現在のウエディングの基礎となる様々な習慣が生まれるきっかけとなったのは英国ヴィクトリア女王のウエディングとも言われています。
そんなウエディングの歴史に想いをはせて創作したアフタヌーンティーだそうです。
帝国ホテルのアフタヌーンティーは3段のティースタンドにて提供されます。


メニューはこちら
【1段目:デザート】
・東京料理長 杉本雄がエリザベスⅡ世女王陛下に贈る「45°」
・バッテンバーグタルト
・レモンドリズルケーキ
・チョコレートティフィン【2段目:セイボリー】
・オレンジブロッサムの花冠
・コロネーションチキン アーモンド香るチュイル添え ~エリザベスⅡ世女王陛下戴冠式より~
・煌びやかなスモークサーモン ~ウエディングリングに見立てて~【3段目:セイボリー】
・パスティハットを華やかなスタイルで
・ローストビーフ&きゅうりのサンドイッチ
・プレーンスコーン※メニュー内容は変更となる場合がございます。また、天候等により仕入れ状況が変わる可能性がございます。予めご了承ください。
お茶は種類を変えて何回でもいただけます。
私はお腹がたぷたぷになってしまい、2回チェンジするのが精一杯でした(^-^;
紅茶のブランドは英国フェアらしく
- CAMELLIA’S TEA HOUSE LONDON
- WEDGWOOD
- リプトン(スコットランド)
特にカメリアのホワイトアプリコットがとても香り高く美味で何度でもいただきたくなります。
ホワイトティーというのも希少なものです。
他には日東紅茶など国産ブランド茶葉のブレンドもたくさんあります。
アフタヌーンティーメニュー上段から


ティアラは45°の角度が一番美しく見えるそうです。


中段


下段




セイボリーとスイーツのバランスがちょうどよかったです。
私はこれ以上多くなると食べきるのが大変なので量的にもgood◎
茶葉を何度でも交換できるのとマイスターの方の説明を詳しく受けられるのは紅茶好きとしては嬉しい限りでした。
ラウンジアクアの接客はもちろん素晴らしく、おひとり様でも忘れ去られることがなく、お茶のおかわりや、その他のことでも何度かお声かけいただき、ラグジュアリーな空間にもかかわらずリラックスして過ごすことができました。
日系ホテルらしい一流のサービスでした。
外資系とはやはりちょっと違う空気感だと思います。
日本の伝統的なホテル、外資系、どちらも好きですが、このような素晴らしいホテルがあることを日本人としては誇りに思います。
ホテルマンの方がキビキビと動く姿が「やはりさすがは帝国ホテルね」と思うし、海外からのゲストには一度は訪れてほしいですね。
帝国ホテルは「100-1=0」をサービスの教訓としているそうです。
サービスにおいては100-1=0という話を聞きますが、、、99じゃないんですよね。ひとつのミスでお客様の満足がゼロになってしまうという恐ろしい話。
帝国ホテルでは一つのミスも許されないというピンっとした姿勢でありながらゲストには緊張をさせないとう素晴らしさ。
こちらもやはりパリリとした気持ちで再び訪れたいなと思いました。


インペリアルラウンジアクアにはドレスコードがない!?
ドレスコードの記載がない場合は「スマートカジュアル」が適しています。
スマートカジュアルとは他者に不快感を与えないきちんとした身なりです。
NGなのは
- ゴム製のビーチサンダル
- 男性のタンクトップ、ランニングなど(袖のないもの)
- ショートパンツ
- スポーツウェア
詳しく書いた記事がありますのでお時間が許せばご覧ください。


足元については下記の記事をご覧ください。
「ホテルのアフタヌーンティー☆スニーカーは大丈夫?【服装例】」


実際のゲストの方々はどのような服装だったのか?
あとは年齢高めのご夫婦やアラフィフの女性二人組やおひとり様。
ゲストの具体的な服装を列挙しますと、
- 花柄ワンピースにつま先が丸いパンプス
- 無地ワンピースにバレエシューズ
- ミニスカワンピに厚底サンダル
- デニムにマウンテンパーカー
- 披露宴帰りのような装い
- ブラウスにスカートに厚底のハードなスポーツサンダル
- ワンピースにスニーカー
などなど、ドレスコードの記載がないのでけっこう自由な感じだなぁという印象でした。
花柄ワンピース率が高めで足元は自由な感じでしょうか。
パレスホテルの方が装いはかなりきれいめ。
ニューオータニのガーデンラウンジのブッフェあたりの服装かなという印象。あそこも若い方多いですね。
ですので、ラウンジアクアは気張らなくても大丈夫という印象。
でも素敵な空間なのでいつもより少しだけオシャレした方が空間や時間を楽しめるのではないかしら。
みなさんのアフタヌーンティーの服装の悩み
ネットを見ていると、帝国ホテルのアフタヌーンティーに行く際にアイテム別に悩まれている方が多いようです。
少しピックアップして解説します。
✅カジュアルはOK?
デニムにTシャツ、スニーカーなど、全てカジュアルでまとめるのは避けた方が良いと思います。
例えばTシャツ×スカート×ミュールならOK
ワンピースにきれいめスニーカーならOK
デニムにパンプスならOk。
エレガンスとカジュアルのミックスなら全然アリだと思います。
✅スニーカーはOK?
スニーカーはあまりスポーティーでなければ良いと思います。
私がお見かけした方は装飾のついたエレガントなスニーカーにワンピース合わせで素敵でした。
✅ニットはOK?
ニットはハイゲージ(編み目が細かいもの)なら良いと思いますし、私も着ていきます。
春夏ならレーヨン混でつるつるした印象のものが良いです。
ボリューミーなローゲージ、だらんとしたあぜ編みなどはできれば避けた方が良いと思います。
✅バッグはどんなもの?
あまり大きくないものが良いと思いますが、どうしても荷物がたくさんの時は小さめバッグも用意して、大きいものは17Fのクロークに預ける方がスマートかなと思います。
✅ブランドものを買うべき?
全然(笑)買わなくていいです!!
最近は安くて質が良いものがたくさんあるので。値段より質感を大事にすること。
✅高級ホテルデビューにあたり一色そろえるべき?
そろえなくて大丈夫です!あるものできれいめなコーデにすれば大丈夫。
セールなどで、ワンピース1枚とパンプスを買っておけばのちのち使えるので機会があれば用意しておくといいかもです♪
基本はオフィスに行く程度で大丈夫です。
当ブログでは管理人と同じ骨格ストレートの方に役立つ記事を配信しています。骨格ストレートとは体全体に立体感と厚みあり、バストや腰の位置が高めの体型です。二の腕は体のラインから少しはみ出ている感じです。ご自身の骨格を知ることは似合う洋服を着るうえでとても重要なことなのでプロの診断をおすすめします。私は2015年にプロの方の診断を受け「骨格ストレート、パーソナルカラー(似合う色)はサマー」と判明しています。
*「骨格ストレート」とは二神弓子先生が提唱する3つの骨格分類のひとつです。
一番左のイラストのような体型です。
*フリー素材「イラストAC」より
当ブログで使用しているトルソーのサイズ
- バストトップ:88cm
- アンダー:75cm
- ウエスト:66cm
アラフィフ管理人の服装実例
私はエリザベス女王がビビッドなカラーをよくお召しになられていることから、無彩色のモノトーンよりきれい色にしようと思いました。
結局選んだのはこちら。
allureville(アルアバイル)のグリーンのワンピース。昨年のセールで1万7千円ぐらいでした。私はアルアバイルは定価では買わずにブックマークしておいてセールまで待ちます。
質もシルエットも良いのでホテルランチなどにも重宝するのでおすすめブランドです。


足元は秋らしくつま先は隠すようにし、バッグもシューズに合わせてグレージュで。
バッグはもう少し小さめが良いのですがちょっと別件の対応もあったのでこの大きさになりました。
ネックレスもアルアバイルで購入しました。
けっこうインパクトがあるのでランチ会など上半身がクローズアップされるようなシーンでとても重宝しています。


ウエストが絞られているのでとってもスタイルアップするワンピースです。




もう少し寒くなればここにバーガンディのレザーを合わせたいのですがまださすがに暑いので、今回は夏用のジャケットを持っていきました。
こちらはかなり前に購入したFOXEYなのですが特に流行りすたりもなく重宝しています。
グリーンの縁取りがなかなかないデザインでひとめぼれで奮発したアイテムです。


そういえばジャケットとコートについて考えてみたら、プチプラで買ったことがないです。
というのも本音はプチプラでお願いしたいのですがどうしてもシルエットに納得がいかず、購入にいたらないのです。
これは私の体型に問題があるとも思いますが、まだまだプチプラのジャケットやコートでアラフィフを美しく見せるのは難しい。
この秋もトレンチコートを探したけれどプチプラでは探しきれず、結局ガリャルダガランテの実店舗でやっとぴったりの物を見つけた次第です。
ブルゾンはプチプラでも良いものがいくつかあるのですが。。
もし、良いジャケットがセールになっていたらホテルに使えるし、絶対買いです^^!!
最後までお読みいただきありがとうございました。


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