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破産!全店舗閉店のエスカーダはどんなブランド?

エスカーダ経営破綻の画像

ドイツのブランドESCADA(エスカーダ)の日本法人エスカーダジャパンが破産し日本国内全店舗が閉店しました。日本国内では六本木ヒルズけやき坂店、帝国ホテルプラザ店が有名でした。エスカーダはどのようなブランド?エスカーダジャパン本社はどこにあった?記事で詳しく!

ざきこ

この記事は下記のような方のお役に立てそうです。

・エスカーダはどのようなブランドか知りたい

・エスカーダが破産した経緯が知りたい

目次

ESCADA(エスカーダ)はどこの国のブランド?

エスカーダは1978年にマルガレッタとヴォルフガング・レイによってドイツのミュンヘンに設立された国際的なラグジュアリーブランドです。

体のラインに沿うデザインのドレスやジャケット、香水などが有名。

ドイツを拠点に北米やヨーロッパなど世界で展開していましたが、新型コロナウィルス感染拡大による臨時休業により2020年に2度目の破産。エスカーダは2009年にも景気低迷による業績悪化を理由に1度経営破綻しています。

1度目の破綻の時はインドの大富豪「ミッタル家」によって買収されており、売り上げは2019年時点では1億ユーロ(120億程度)で黒字経営をしていました。

その後、アメリカの投資会社のREGENT(リージェント)が買収しました。

エスカーダの日本法人㈱エスカーダジャパンとは

エスカーダ閉店

かつて存在した㈱エスカーダジャパンは1981年に設立されたエスカーダジャパンを前身として1994年11月に、資本金4000万で設立されました。

日本国内では「ESCADA」「ESCADA SPORT」として富裕層をターゲットとして全国の百貨店や専門店に出店し、2005年10月期には約52億円、2011年12月期には35億3221万円の売り上げていました。

エスカーダジャパンが破産

過去にはかなりの売り上げがあったものの、新型コロナウィルス感染拡大の影響による物流の停滞で商品納入に支障が出た上、2020年9月にドイツ法人が破綻しました。

その後、海外法人の撤退が進んでいるにも関わらず、日本法人は事業を継続してきましたが、ついに2022年7月29日に破産手続きを開始、同日をもって全店舗(20店舗)閉鎖しました。

負債総額は債権者180名に対し4億2000万。

参考資料:東京商工リサーチ

エスカーダの日本国内の全店舗閉店

エスカーダブティック帝国ホテルプラザ店(インペリアルプラザ店)

東京都千代田区内幸町1-1-1(帝国ホテルプラザ1F)

エスカーダ帝国ホテルプラザア店

管理人がエスカーダの経営破綻を知ったのは数週間前です。

帝国ホテルプラザ

たまたま通りかかった帝国ホテルプラザでそこだけ異様な感じがしたので近づいて張り紙を見て初めて閉店を知りました。

エスカーダ閉店

その場では帝国ホテルプラザ店が閉鎖しただけだと思いました。

調べるとエスカーダの日本法人が負債を抱えて経営破綻したとわかりました。

コロナ禍ではリーマンショック並みに空きテナントをよく見かけるようになったのですが、何メートル先からでも不穏な空気が流れていてすぐにわかります。

表参道あたりもなくなったお店が多く何があったか思い出せないくらい。お気に入りのレストランも先日HPを見たら廃業していました。。ショック。

北鎌倉の歐林洞も大好きでコロナ前はよく行っていたのですが、閉店してからたまたま3か月後に通りかかったときは屋根も信じられないほど黒ずんでいて華やかだった面影はなく、本当にショックで今も復活をひそかに願っています( ;∀;)

エスカーダブティック帝国ホテルプラザ店(インペリアルプラザ店)跡地には、、、

エスカーダブティックがあったテナントには「間AWAY THE COVER NIPPON」の新店舗がオープンしていました。(2023年6月1日)

(2023年7月撮影)

「間AWAY THE COVER NIPPON」の新店舗では日本の伝統工芸・匠の技を受け継いだ染織品を中心とした商品を扱っているそうです。

(2023年7月撮影)

エスカーダブティック六本木ヒルズ店

当然けやき坂店も閉店していました。(2022年10月撮影)

東京都港区六本木6-12-1 六本木けやき坂通り1F

グランドハイアット東京の目の前にあり、考えてみるととてつもない場所の角地にありました。

エスカーダブティック

向かい側はティファニー。こちらは営業中。

隣はバカラ。

バカラ側からかつてのエスカーダを見たところ

かなり広い店舗でした。

こちらはティファニー側から見たところ。

かつてエスカーダジャパン本社はどこにあった?

㈱エスカーダジャパンの本社は

東京都港区赤坂7-3-37 プラース・カナダ2F

にありました。

現在、募集しているフロアはないようです。

エスカーダ経営破綻まとめ

エスカーダの服はしっかりした造りとデザインで憧れはありましたが、コンセプトがそもそも完全な富裕層向けであり、体のラインに沿うデザインは背が高くスタイルがかなりよくないと似合わないので全く手が出ないハイブランドでした。

自分が購入したのは香水くらいですが、香水はお手頃価格なので今も人気がありますね^^バイマなどで購入できるようです。

エスカーダは神田うのさんが着ていて素敵だなぁとは思っていましたが多くの日本人が着こなせるものではないので国内での販売は難しかったのではないでしょうか。

それでも負債総額4億2千万で撤退したのは傷が浅い部類だと思います。もう少し判断が遅ければ、固定費もかさみ雪だるま式に数十億に膨れ上がったのではないかと。。

特に六本木ヒルズけやき坂店を初めて見たときは富の象徴のようなブランドだと思ったので今回のエスカーダジャパンの破綻は衝撃でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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