箱根宮ノ下にある富士屋ホテルは伝統のあるクラシカルホテルなのでドレスコードに悩む方も多いようです。
この記事では富士屋ホテルの雰囲気、レストランの様子、ドレスコード、ゲストの年齢層、服装について実際に宿泊したアラフィフ主婦が詳しくお伝えします!
富士屋ホテル【箱根宮ノ下】とは?
富士屋ホテルは箱根宮ノ下にある日本初の本格的リゾートホテルです。
創業者の山口仙之助が築いた一棟の洋館から増改築を経て箱根を象徴するホテルとなりました。
120の客室とフランス料理、日本料理、洋食のレストランとバー、ラウンジ、温泉(内風呂)、露天風呂、プール、スパ、ジムを備えています。
1997年に登録有形文化財となった富士屋ホテル。
その荘厳な姿は宮ノ下から強羅へ向かう道でひときわ目立ちます。
2年以上に及ぶ大改修を経て2020年に趣や意匠、クラシックな雰囲気はそのまま継承され、使いやすくきれいになりました。
改修前、たぶん何十年も前。。。にレストランでカレーをいただいたことがあっただけで宿泊は今回が初めて。
いつか泊まってみたいと思っていた憧れの日系ホテル。
車窓から荘厳な建物が見えてくるだけでテンションが上がります!!
14時40分ぐらいに到着してしまいましたが、すぐにお出迎えいただき、もうお部屋の準備はできているとのことで無事チェックイン。
ロビーも素敵♡
富士屋ホテル客室
私たちが宿泊したお部屋はフォレストウィングです。
フォレストは西洋館後ろに見える森の前の黄色い建物になります。左側が花御殿。
窓の向こうには木々が生い茂っており、お天気のせいもあってか室内はけっこう暗かったです。
あとからわかったことですがお庭側にすれば明るかったのかなと思います。
3名だと本館が予約できなかったので仕方ないかなー。でも息子が巣立ったらいつか夫婦で本館に泊まってみたい。
でも時折、木々の間から駅に近づいて減速してくる箱根登山鉄道が見えて風情があります。
窓の外は絵画のよう。
インテリアもクラシックな雰囲気。
間接照明も雰囲気があり、暗いけれどこれはこれで素敵♡
客室内のバスルームで天然温泉を愉しむことができます。
私たちは1泊だったので大浴場に行くだけで時間がいっぱいで客室内のバスルームを使いませんでした。
今更ながら口コミを見ていたら、大浴場は加水されていて、客室内は源泉だそうなので残念すぎた( ;∀;)
でもさすがに大改修しているだけあって、どこもかしこもきれい!!
クラシカルな雰囲気は残しながらも美しく新しいです。
富士屋ホテルの庭園
富士屋ホテルの敷地内の庭園は約15分ほどで散策できます。
私たちが伺った日はあいにくのお天気でしたがささっと一周してきました。
こちらは箱根で有名な水車小屋で写真スポットになっているようです!
温泉熱を利用したハーブガーデンもあります。
室内はハーブの香りがふんわりと漂ってきて癒されます♡
池に近づくと餌をもらえると思ってなのか鯉が集まってきてかわいい^^
富士屋ホテルプール
富士屋ホテルにはプールがあります。
室内プール(マーメイド):天然温泉を使った年間を通して入れるプール
屋外プール:夏期のみ営業(気温、水温が低い日はクローズ)
今回の箱根旅行は4泊5日で1泊~3泊目がハイアットリージェンシー箱根で4泊目が富士屋ホテルだったので水着を用意していきました。
というより、ハイアットにプールがないのでなんとなく息子が満足できないのではないかと思い、出発の2日くらい前に富士屋ホテルを急遽プラスしました。
私たちが滞在した日は屋外プールは気温が低く残念ながらクローズでした。
ロビーや廊下ですれ違った方が「プールあるって知らなかった。水着持ってくればよかった。。」と言っているのをちらほら耳にしたのであまり知られていないのかもしれません。
趣のある古いホテルなのでプールのイメージがないかもですが、もともとは日本初の本格リゾートホテルなんですよね(^^♪
屋外がNGでもクラシカルで素敵な室内プールがあるので水着を持っていくことをおすすめします。(水着レンタルはなしで売店でも購入できます)
✏帽子着用必須なのでお忘れなく。。。
✏タオルはプールにあります
✏プールサイドに個室の更衣室とシャワー室が並んでいます。
プールやスパエリアは普通は撮影禁止だと思うので撮影なしです。
富士屋ホテル公式ホームページの画像をご覧いただけましたら幸いです。
プールサイドではGRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)のLIFE STYLE WEARの羽織もの♡
色と裾のデザインにひとめぼれして購入。
横から見てもすっきりしています。
お気に入りの羽織があると安心ですよね☆
管理人はこんな体型
当ブログでは管理人と同じ骨格ストレートの方に役立つ記事を配信しています。骨格ストレートとは体全体に立体感と厚みあり、バストや腰の位置が高めの体型です。二の腕は体のラインから少しはみ出ている感じです。ご自身の骨格を知ることは似合う洋服を着るうえでとても重要なことなのでプロの診断をおすすめします。私は2015年にプロの方の診断を受け「骨格ストレート、パーソナルカラー(似合う色)はサマー」と判明しています。
*「骨格ストレート」とは二神弓子先生が提唱する3つの骨格分類のひとつです。
一番左のイラストのような体型です。
*フリー素材「イラストAC」より
富士屋ホテル館内エリア別のドレスコード
浴衣OKエリア
私たちが宿泊したのはフォレストウィングだったのですが、浴衣で移動できるのは本館手前までです。
プールやスパエリアに行くには浴衣着用でOKです。
浴衣NGエリア
富士屋ホテルは素敵なレストランがあり、外からのお客様も多いため本館フロントエリア、レストラン、ロビーラウンジは浴衣NG。
もちろん浴衣で外に出るのもNGです。
レストラン
メインダイニングルーム・ザ・フジヤ
我が家は夕食はルームサービスにしたのですが、朝食はメインダイニングルーム・ザ・フジヤでいただきました。
レストラン内はとても豪華な雰囲気。
テーブル席から見える花御殿。あいにくの天気ですが風情がありとても素敵な風景。
ザ・フジヤのドレスコードはスマートカジュアル
ドレスコード
スマートカジュアルを推奨しております。
【推奨】
・男性 襟付きシャツ、ジャケット、パンツスタイル
・女性 ワンピース、ジャケット、パンツスタイル※記念日等でドレスアップしてお食事をされるお客様もいらっしゃいますので短パンやダメージ加工のジーンズ、ビーチサンダルなどでのご来店はご遠慮いただいております。
*出典:富士屋ホテル公式ホームページ
記念日に利用する方もいらっしゃると書かれていますのでけっこうドレスアップしたほうが良いと思います。
私たちは朝食しか利用していませんが、女性はワンピースや、ブラウスとスカートなど朝でもみなさまきちんとされていたので、ジーンズなどラフな服は避けた方が良いのではないかと感じました。
ランチならもう少しハードルが上がりそうです。 以前口コミでランチにラフな格好で行ってしまったら浮いたと書いてあるのを見たのですがその通りの印象です。
絶対にきちんとドレスアップしていかれた方が良いです。
私は朝なのでまあまあきちんと見える程度にし、息子は一応襟付きのポロシャツにしました。
トップスはハイアットリージェンシー箱根のランドリーサービスで仕上がってきたグレースコンチネンタルのボーダー柄服を着回し、ボトムスもグレースコンチネンタルにしました。
こちらは生地がしっかりしてウエストもシェイプされたデザインなので富士屋ホテルのようなラグジュアリーホテルの朝食でもOKだと思います。
ランチタイム以降なら違う服にし、ストラップのあるサンダルにします。
ディナーならワンピースやセットアップにストッキング履いてパンプスがよろしいのではないかと思います。(行ったことないので想像ですが。。。)
箱根散策の途中でラフなスタイルで立ち寄るならレストランではなく、ラウンジにとどめたほうが良いかと思います。それでも推奨はしません。
ホテル内は全体的に荘厳な雰囲気ですので。。おそらく入ってしまったことを後悔します(;^_^A
いただいた朝食は息子は「モーニングステーキ」
夫はむりやり4泊目を入れたのでかわいそうにAMはオンライン会議のためピコットのパンを差し入れ。。。
旧御用邸 菊華荘
その他朝食は菊華荘で和食をいただくこともできます。
旧御用邸 菊華荘⇒ドレスコード:スマートカジュアル
こちらは通りを渡ったところにあります。次回はこちらで朝食をいただきたいと思います!
その他レストラン、ラウンジ
レストランカスケード ⇒ドレスコード記載なし
ラウンジ ⇒ドレスコード記載なし
ドレスコードの記載はありませんが全体的にゲストの年齢層が高く落ち着いた雰囲気のホテルで、内装も豪華ですのできちんとした服装で行かれることをおすすめします。
富士屋ホテルラウンジ
ラウンジはエントランス側と庭園側にあります。
エントランス側
庭園側
チェックアウト後、仕事を終えた夫がかわいそうなので。。(自分がお茶したいだけ!?)ラウンジでお茶していくことに。
今回は一休のダイヤモンド会員特典でチェックアウトが通常11時⇒のところ12時になったのですごく助かりました。
ラウンジはガラガラだったし、美味しいケーキと紅茶をいただいて満足♡
旅行サイト一休のプランでお得に宿泊!(2022年8月)
現在は「かながわ旅割」は終了しています→現在はかながわPAYの加盟店になっており支払額の20%がポイントとして付与されます!
今回は旅行サイト一休の1万円分のクレジット付プランとかながわ旅割を使ってお得に宿泊!
私が利用したのは一休のタイムセールで見つけた
食事なし 【室数限定】ホテルクレジット10000円付き<お部屋のみ>/ROOM ONLY>
というプランです。
宿泊金額合計 56100円
ポイント即時利用 - 2805円
かながわ旅割 -9000円(3名分)
一休経由支払金額合計 44295円
チェックイン後ホテルより配布される
- かながわ旅割クーポン 1人2000×3名=6000円
- ホテルクレジット10000円分
クーポン+ホテルクレジット、16000円分をルームサービスや朝食に使い、宿泊代の他にかかったのは朝食代とラウンジお茶代合わせて1万5千円程度でした。
富士屋ホテル宿泊滞在費は合計すると6万ぐらいで、後日会社からカフェテリアプランで6万補助が出るので結局思い付きで急遽泊まったものの持ち出しゼロで済みました。
まとめ
富士屋ホテルはハード面でもソフト面でも最高のホテルでした!
ホスピタリティーがすばらしい。あれだけの数の客室がありながら、チェックインの時に顔を合わせただけの私に廊下でお声がけいただいたときは驚きました。
日本が誇る素晴らしいホテルだと思います。
ハイアットリージェンシー箱根は外資系でありながら箱根強羅のカルチャーにうまく馴染み、富士屋ホテルは長らく伝統を守っている。
両者に共通しているのはどのようにしたらゲストが快適に過ごせるのか徹底的に考え抜いていること。教育プログラムがおそらく相当うまく運用されているのだろうと思うし、従業員の方々のそもそもの資質が本当に素晴らしい。
浴衣で移動できるハイアット、浴衣で移動はほぼNGな富士屋ホテル。
どちらもゲストを大事にするからこそのドレスコードだと思いました。
我が家の5日間の休日を素敵なものにしてくださって感謝です!
最後までお読みいただきありがとうございました。