1990年~2010年ぐらいまで夢中で読んだファッション誌たち。特にCLASSY(クラッシィ)で大人気だった関西セレブにフォーカスします☆同世代で突き抜けてゴージャスな彼女たちが大好きでした。アラフィフとなった今はファッション誌は美容院で読むだけで買わなくなって久しい。ファッション誌が続々休刊の理由にも迫ります。
愛読したファッション誌の数々
中学生の頃からmc Sisterを読み始め(ハナさんが大好きでした!)大人になってもファッション誌をたくさん購読していました。
お天気が悪いこんな日は、食材は家にあるもので済ませ、家の片づけに精を出す。でも家事の途中、雑誌を引っ張り出してついつい読みふける。。(;^_^A
数年前に大規模な断捨離してすっきりして満足したものの、一つだけ後悔しているのは愛読していた雑誌を捨ててしまったこと。。。
毎年見直して飽きた雑誌は処分してきたのですが、数十冊は残していました。
でもその中からまた厳選して残したのはこれだけ。
なぜ、川原亜矢子さんのラストDomaniがないのか。。。なぜ、ヨンアが表紙のoggiがないのか、、なぜエビちゃんが表紙のcancamがないのか、親が捨ててしまったのか謎ですがちゃんと管理しなかったのは後悔しかない( ;∀;)
そしてファッションが大好きなのに雑誌を処分したのは断捨離する上で自分を分析しきれてない。(断捨離してすっきりしたのにぐちぐち言うなんて山下ひでこさんも真意がわかってないとお嘆きでしょうが、、、)
とそれはさておき、、、CLASSYの別冊付録がとってあったのでおもしろくて熟読。
大人気で大好きだった表紙の関西セレブたち。
関西セレブの中でも竹本郷子さん(真ん中の方)の大ファンでした!
確か、ご自宅を公開した特集もあったのですが、和風の圧巻の邸宅だった記憶があります。なんか強羅花壇みたいな感じ( ゚Д゚)
とにかく関西セレブの中でもトップオブトップの存在で彼女の私物紹介が大好きでした。すごすぎるのに控えめでそこがまた人気の理由だったのかと思います。
そして彼女が紹介する私物はとてつもなくセンスがよく、ド庶民の会社員の私が買えるわけないのに欲しくなって探してしまう!
竹本さんが紹介していたピンクのダッフルコート(竹本さんのダッフルはモンゴメリーというブランドのもの)が一番印象的でどうしても欲しくなって探しまくりなんとか自分が買えるお値段の範囲で見つけたのがクレージュのダッフルコート♡
池袋西武のセールに開店と同時に走って半値でGET(^^♪
会社はさぼったのか、お休みの日だったのか。。あぁ忘却の彼方。
これ、実は今でも愛用しています( ´∀` )
これは骨格診断を知る前でも無意識にもちゃんとセットインスリーブを選んでいたおかげ。
竹本郷子さん、読者モデル復活してほしい!切望!
彼女の鋭いアンテナに引っかかった私物が見たい☆
関西セレブのハッピーライフすごろく
読み進めると、度肝を抜かれるページがありました。
その名も「関西セレブのハッピーライフすごろく」。
神戸編と大阪編にわかれています。そのまま載せたいところですが著作権があるので残念(^-^;
幼稚園から結婚、新居を買うまでのすごろく。関西版人生ゲームみたいな感じ。
まず、神戸編♡
幼稚園入園。セレブへのファーストステップ、名門幼稚園。ファミリアの子供服で試験に挑む。
⇒夏休みは家族でハレクラニ。
いたずらでママのヘレンドを割る。損害30万。3つ戻る。
などなど。
すごろくを進めると、
・読者モデルとしてJJデビュー。
・卒業旅行は2本立て
・親戚の経営する会社をお手伝い(でも週3回はお稽古があるのでランチが終わったら早退)
・結婚式。披露宴は神戸のホテルオークラで。色打掛は西陣で別注
GOAL⇒新居は120平米の3LDK。ボーンチャイナの絵づけ教室とホームパーティーで彩られるマダムライフ。
ゴージャスマダムライフ好きすぎる(笑)
仕事やる気ないところも嫌いじゃない。
次!大阪編♡
自宅はゴルフのネットが張ってある芝生の庭付きの一軒家。
パパのゴルフクラブを振り回して李朝家具を壊す。300万の損害。振り出しにもどる。
・家族で別荘の下見も兼ねてハワイ旅行。ハワイ歴30回超。
・難波の高島屋でジーンズが欲しいと言ってママのセンスに初めて反発。3つ戻る。
そんなことで戻るんかーい。とつっこみどころ満載( ´艸`)
・付き合ってた彼がいきなりニカラグア転勤に。よく考えたら運命の人じゃないような気がしてきた。5つ戻る。
ぽかーん(;’∀’)
・無事、別の人と結婚。結婚式はパパにはロイヤルホテルでやれと言われるが自分の主張を通してリッツカールトンにて。
GOAL⇒転勤でニューヨーク。
ニカラグアより、ニューヨークをとるらしい。
このすごろく、めちゃくちゃ好き(笑)
このころの女性向けのファッション誌って、それが全て真実ではないのかもしれなかったけれど必死で読者を楽しませてくれた。
読み手も虚構が混ざっていようとそんなことはどうでもよかった気がする。
私たちはド派手なセレブが見たかった。
ファッション誌を読んで心ときめいた服👚
確かCLASSYだと思うのですがモデルの小泉里子さんが着用していてハートを撃ち抜かれすぐにお店に電話してGETしたFOXEYのワンピース(^^♪
もう似合わないので着ていないのですがこんな素敵な洋服には出会えないかも。といまだに大事にとってあります。
雑誌ではネイビーのジャケットを合わせていましたが、当時ジャケットはあまり着ないと思い、カーディガンにしました。
ココアブラウンにネイビーが新鮮で心ときめきました♪
ファッション誌続々休刊
ここ2年ぐらいでファッション誌が続々と休刊しているようです。
月間から年数回になったり。
休刊の理由は色々あるのでしょうが最も大きな理由はネット、SNSで容易に情報が得られるようになったことだと思います。
あとは編集部の思惑と読者のニーズの乖離が大きくなってきてしまったこと。
昔は雑誌を見てすぐに欲しくなり、デパートやセレクトショップに駆け込んだけれど、いまはそんなにすぐに買おうなんて気は起らない。
とりあえず、zozoとかロコンドや楽天、Yahoo!、Amazonでチェック。ちょっと高価なものはELLEショップ。
とりあえず、お気に入りに入れてセールになるまで待つ。
でもそのうち欲しくなくなって忘れちゃう。
正直ファッション誌は2010年ぐらいから終末期を迎えていたと思う。私も買っていないので。
実際、雑誌全体の売り上げは1996年の3分の1だそうです。
いまどき誰がファストショップのものと見分けがつかないような3万8千円のシンプルなトップスに7万の平凡なパンツを買うだろうか。
シンプルなものはプチプラでもいいものたくさんあります。
雑誌はある程度のマスを相手にしないと成り立たないのだろうけれど、ネットは細分化が可能。
多様化のこの時代にこれが流行っているからこれを着ていれば大丈夫ですよー!なんて没個性を求められても体が拒絶する。
インスタやブログでは自分の体型や好みが似ている人、洋服への価値観、経済観念が似ている人が容易に見つかります。
オシャレのインスピレーションはピンタレストで海外の方のコーデから得ればよい。
消費者は賢くなっているから、いくらメディアが流行りを作り出そうとしても騙されなくなってると思います、
例を挙げるとVERY。大好きでしたが雑誌のコンセプトが見えなくなりパタッと買わなくなりました。コンサバ奥様コーデから、なんかでろーん、ぼよーんとした服が主流に。表紙が井川遥さんから変わったのも受け付けなかった。
いまはファッション誌は美容院でipadで見るくらいです。
STORYは表紙が高垣麗子さんなので可愛すぎてついふらふらと見てしまいます(^^♪内容もコンサバすぎず、カジュアルすぎず、お値段も可愛くて好き。
STORYはうまく時代を反映していると思う。
読者の羨望をまとったド派手な読モがきらびやかに登場する時代はもう来ないと思うと寂しい。
やっぱりプロが作る雑誌ではとてつもなくきれいなモデルさんのファッションと関西セレブの方々の突き抜けたマダムライフを垣間見たい。
それが虚構であろうとなかろうと素敵に思ったものののエッセンスを少しだけ取り入れてウキウキしたい私なのです( ´艸`)
最後までお読みいただきありがとうございました。